時代背景に合わせた状況設定に違いはあるが、基本的に40年前のネタをリメイクしているのであるが、全く古くさくないのと同時に「怖いもの」の本質は不変かつ普遍だと思い知らされる。
私は野沢雅子世代なので、特に70年代版になじみが深い。ただ、このシリーズは妖怪というよりも、欲に目のくらんだ人間の怖さをテーマとしており、最新版の鬼太郎に比べると全くヒーロー然としていない鬼太郎を見ることが出来る。
特に、私は「かまぼこ」という話が好きだ。半魚人(半分人間らしい)が鬼太郎をだまして魚を捕らせ、その魚でかまぼこを作って大もうけするという話である。
人間になることを望んだ半魚人は、望み通り手術で人間になるのだが、そのとたん多額の税金取りたて等があり「妖怪に戻してくれー」と泣き叫ぶという救われないオチが秀逸だ。
「妖怪人間ベム」のラストも、人間になることで妖怪人間の能力を失うことを嫌い最期を迎えるというものだったなぁ。
]]> 妻に「プリンプリン物語」のどこがそんなに好きなの?と訊かれた際には「歌」と即答したほど、私にとってプリンプリンの歌は重要なものだ。
小学校6年〜中学2年までの3年間は、自分の人間形成にとっても非常に重要な時期だった。恐らく多くの人もそうなのではないだろうか。自分も悩みが多く、全国各地で青少年の自殺というニュースが多かった日々も、明日プリンプリン物語の続きを見なければいけないという理由で、「自分は絶対に自殺しない」と言い切れた。
中でも美しく、楽しく、時に切ないその音楽に随分励まされた。年末には「プリンプリンの紅白歌合戦」があるので、それまでは死ねないとリアルに思っていた。
2003年の再放送の中で、このCDの曲の多くは流れたのだが、私が大好きにも関わらずその1部しか流れなかった「ジプシーのうた」が収録されているのが特に嬉しい。
また、当時レコード化された音源もCDになっているので、「今こそ」のプルコーラスバージョン等、新しい発見があるのも嬉しい。
25年の月日が経ち、当時の子供が大人になりその力を結集して長年の呪縛を解き放った。2003年〜2004年のプリンプリン プチブームとはそんなものなのかも知れない。
だが、自分たちが25年前にもらった力を後世に少しでも伝えることができれば、そして自分もそれに僅かでも力を添えることが出来れば本望である。
25年前に生きる力をもらった音楽が、こうしてまとまった形になると、逆にもう思い残すことが無いと感じてしまうのはちょっと皮肉である。いやこれから、また新しい力をもらえるはずだ。
以前はサンデーのグラビアアイドルで、実は水着の写真が多いらしいがドラマでは役作りの一環か非常に細身という印象がある。
主人公の山田孝之と並んだ時にずいぶん身長が高いなぁと思っていたが、プロフィールでは165cmとなっている。実際には170cmを超えているのか、それとも山田が低いだけか真相は不明だが、まあそんなことはどうでもよい。
実年齢(19歳)よりも若干幼く見えるのも幸いしてか、勉強もスポーツも一所懸命頑張り、クラス委員も務める優等生という役を上手く演じている。
ぶっちゃけ本音を言えば、あと15年若ければ相当はまったアイドル女優だと思う。
もっと言えば、水着の写真集なんて出さないで、清純路線で突っ走ってくれ! と世界の中心で叫びたい心境だ。
今後もちょっと注目していきたい。なんてね..