インドのシリコンバレー...
「インドの山奥で〜」に対して、「修行して〜」と即座に続けられる人は30代半ば以降の人であることは容易に推測できる。今の自分の状況は正にこの歌(ちなみに「レインボーマン」の主題歌です)に近い。インドのシリコンバレーといわれるバンガロール(Bangalore)にて仕事をしているのだが、本家アメリカのシリコンバレーに6年近く住んでいた身なのでどうしてもこの言葉には抵抗がある。
確かに、巨大な土地にインドだけでなく世界各国のIT企業がオフィス、というよりもこちらの言葉を借りれば「キャンパス」が立ち並ぶその姿はアメリカ サンノゼのシリコンバレーに似た雰囲気はある。また、本家サンノゼもバンガロールも東京やニューヨーク、デリーのような大都会ではなく、あくまで地方都市という垢抜けなさにも共通点がある。
これらの情況から「インドのシリコンバレー」という称号を得ているのだろうが、こちらバンガロールでは決定的に欠けているものがある。
それは、会社敷地内外のギャップがあまりにも激しいという点だ。
私自身は、東南アジア(タイ、インドネシア)へ何度か旅行した経験があり、インド道路事情や衛生情況についてある程度の想像は出来た。
これらについては想像通りで、それそのものを受け入れることは出来たが、会社敷地内のすばらしく洗練された環境と、そこから一歩外に出たときの環境の違いは、滞在一ヶ月経ってもまだ受け入れることが出来ない。
これは、会社だけでなく一般家庭でも同様で、家の中は隅々まで綺麗に保たれていても、一歩玄関を出ると舗装が行き届いていない道と、あちこちに山積みになっている土が目に入ってくる。
冗談ではなく、一歩外にでると空気の臭いが違うのだ。
また、バンコクなどで経験済みの交通渋滞や排気ガス以外に、道路わきに置かれている土ぼこりが私の喉を痛めつけた。
そのため、気管支炎を起こし滞在一週間で早くもお医者さんのお世話になった。
外に出るときはマスクは必需品。特に子供や喉が弱い人はひどい目に遭います。
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