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ドラゴンクエストI・II

by エニックス 1999年作品
ゲームボーイドラゴンクエストI・II  1986年にドラクエが世に出て15年以上の月日が流れた。当時5歳だった子供ももう22歳という計算になる。初期のドラクエをリアルタイムで体験した子供ちは、今はもういっぱしの大人になって、相変わらずドラクエに精を出しているらしい。
 このドラクエ�Uはシリーズ中最も難易度が高かったにも関わらず、大ヒット作品となり、社会現象にもなった次作ドラクエ�Vへ続いていく。私的にはドラクエ史上最もはまった最高傑作と断言してしまいたい。
 今のPRGの敷居の低さを考えると、このゲームの難易度はかなり高い。おまけにセーブ機能の変わりに「ふっかつのじゅもん」というパスワードでゲームをコンティニューする。これがよくメモを取り間違えて、泣く泣く前々日から復活させたりしたものだ。
今はこのゲームボーイ版のみでこのドラクエ�Uを楽しめるが、やはり「ふっかつのじゅもん」を使わなくて良いので非常にサクサク進める印象がある。
 「マニアックモード」みたいなもので「ふっかつのじゅもん」によるゲームセーブが出来ると無駄な緊張感を持ってゲームをいっそう楽しめるのではないだろうか。
 このゲームを知る人の間で合言葉にもなっている「水門の鍵」。それでなくてもダンジョンや、ほこら探しなどただでさえ難しいゲームを伝説にしたのはこの「水門の鍵」だ。
 とにかく、これがないとストーリーが止まる。鍵探しを続けると、自然にレベルアップにも繋がる。もし、この鍵探しも含めてゲームバランスを計算しているとしたら、このプログラマは天才だ。何を隠そう、私は自力で鍵を見つけることが出来なかった。弟が偶然に発見し、私もそのおこぼれに預かったというところだが、当時の日本で一般ゲーマには到底わからない隠し技(?)は確実に日本の家庭ゲーマのレベルアップに貢献したと思う。  実はドラゴンクエストVII エデンの戦士たちにはドラクエ�Uと同じ味わいがあった。ドラクエ�U超extended version という色合いで、長いということを除けばとても楽しめる作品だった。最もドラクエに駄作は無いのだが。(ここらへんがFFとはちょっと違う)
 PS2初登場になるドラクエ�[にはとりあえず期待してみましょう。
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