サブカルチャー

by FunFunBiz 2005年作品
魔法のスーパーコンセント α-Genius【FunFunBiz】 「鰯(いわし)の頭も信心から」というとういう言葉があるが、社会問題にまで発展した霊感商法波動エネルギーなど、「超科学」ムーブメントは粛々と続いている。
現在のブームは「魔法のスーパーコンセント」のようだ。1万円弱で「素晴らしい」ことが沢山享受されるのであれば、認知されやすいのだろう。 数ヶ月で5,000個を売ったということは、約5,000万円の売り上げがあったということだ。年間10,000個は堅そうなのでざっと1億以上の売り上げになる。 上々の売り上げ成績だ。

商売のことはさておき、この魔法のスーパーコンセントは素晴らしい効果があるとのこと。

  1. 【パソコン】 目が疲れない。
  2. 【炊飯器】 ご飯一粒一粒が光沢があり、甘みが強くなる。保温しても美味しさが持続する。
  3. 【冷蔵庫】 食品の鮮度が非常に長持ちする。
  4. 【ドライヤー】 髪に艶が出てくる。
  5. 【携帯電話】 悪い電磁波を防ぎ、健康が改善する。
  6. 【電化製品一般】 電気代を節約できる。
等等と、まあ素晴らしいこと尽くめだ。他にも沢山の効果があるのだろう。
とにかく、一家に一台のみならず、一度この素晴らしさを体験したユーザーからのリピート購入もかなり多いらしい。この「リピーターが多い」ということは商品開発、ひいてはビジネス成功の鍵を握る要素であり、これを達成しているということが全てを物語っているのではないだろうか。

製造元はSynm World株式会社(シン・ワールド)、基礎技術開発元は(株)アポロ科学研究所、そしてSynm Worldの壮大な計画として地球再生プロジェクトと、大規模プロジェクトを連想させるキーワードが並び、インチキ臭さを一蹴している。
加えて、あの「船井幸雄」氏も絶賛しており、一度効果を試してみることをお奨めする。

と、ここまで書いておきながら私は未体験である。「と学会」に一度取り上げてもらって、お墨付きがもらえるように働きかけてみたいと思う。
数年前の波動ブームに似ている。信ずるものは救われる、一種のセラピーだと思うが。

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流暢に英語を駆使している日本人に憧れる人はまだまだ少なくないと思います。
特に、海外旅行から帰ってきた直後は、英語学習意欲が非常に高くなっているのではないでしょうか。

英語の聞き取りのカギは「慣れ」。それ以外の方法ではリスニング力は向上しません。
私の経験上、英語のラジオを聞き続けていれば3ヶ月位で突如聞き取りが出来るようになるはずです。
コツなんてものはなく、言葉の流れに慣れると嘘のように聞き取りが出来るようになります。

読み書き、聞き取りは一人で学習できますが、話すのは一人では無理です。英語で独り言という方法もありますが、回りから気味悪がられますので(笑)、やはり相手が必要です。
日常会話を勉強するのに"How are you?"から始めても仕方がないし、長続きしません。やはり自分の興味がある分野についての会話を行うとか、勉強をするとかしたほうがはるかに上達は早いと思います。
例えば、料理教室の先生が外人で、全て英語で教えていたとしたら?英語も料理も習得して一石二鳥ですね。株やファイナンシャルについても、日本や米国の仕組みを英語で教授されたら?ちょっと上級かも知れませんが、これも一石二鳥です。
ピアノを英語で習うとか、他にも色々なパターンがあるはずです。

このような実践的な英語学習に興味がある方は、宜しければコメントを残してください。
もしくはwebmaster@ymzoo.comまでご連絡下さい。

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ビートたけしの三国一の幸せ者―伝説の幸せシリーズ〈1〉  2005年、年初の話題を独占したのはLivedoorニッポン放送問題だ。
私は日本大企業に勤めたことがあり幸運なことに北米勤務の経験もあったので、アメリカとの比較から、いわゆる伝統的な日本的経営の不合理且つ理不尽な部分を目の当たりにしたこともある。
それを嫌って立ち上げ時のITベンチャーに移った人間なので、基本的にはLivedoorの方法論に同意できる。
よくある企業経営者へのアンケートで、「自分は、信長、秀吉、家康のどのタイプか?」などというものがあり、多くの経営者、特に大企業ミ長は「信長」と答えたがる。ところが、自社の社員や外部からの評価は「家康」が最も多い。
自分で起業しない限りは、前任者からの引継ぎという形態になり、それは徳川幕府の運営と酷似しているので致し方ない。
既存の価値観、文化の破壊と創造という点と目的と手段の徹底ぶりにおいて、堀江貴文およびライブドア経営陣は多くの経営者があこがれる織田信長タイプであると言い切ってよいだろう。
パーソナリティの好き嫌いとは全く別なところで、真の織田信長的経営者がメディアに取り上げられているのは同業者の端くれとして純粋に嬉しかったりする。
対照的にニッポン放送社長が発した「ずるい」と言葉は、自らの驕りから衰退した足利将軍を彷彿とさせる。本音なのだろうが、経営者として自分の無能さを曝け出しているにすぎないと感じるのは私だけだろうか。
プロ野球騒動のときは無料のメディア露出色が強く、それほど肩入れ出来なかったが、今回はかなりのリスクを負っての戦いなのでちょっと応援している。私が応援したからといって、何か変わるわけでもないが。

もう一方の当事者であるニッポン放送についても非常に思い入れがある。私の10代は「ビートたけしのANN(オールナイトニッポン)と共にあったからだ。
というところで、ようやく本編に入る。
自分の人格、人間形成においてこの番組から受けた影響は図りしれない。私と同時期にこの番組から大きな影響を受けた人間は決して少なくないと思っている。 私として一番好きな時期は83-85年にかけての「ハガキ職人」誕生〜隆盛期だ。
そういった点からは伝説のハガキ職人「道上ゆきえ」がフィーチャーされた「ニッチも幸(サツチ)も」が一番好きなのであるが、どうも廃盤ぽいのが残念だ。
ビートたけしという芸人の面白さが最大に発揮された番組は、やはりこの「オールナイトニッポン」だと思う。
はなわのコラムでも触れたのだが、番組初期からの「カッツ石松」ネタもしっかりとこの本でフォローされている。名作「僕さーボクサー」や「OK牧場」も、たけしのオールナイトニッポンから生まれたものだということをしっかりと後生に伝えておきたい。
オールナイトで高田文夫に話していた昔話のひとつに「学芸会でたんすの役をやった。もっと酷いときはうんこの役もやった」というものがあったのだが、その翌週位の「THE MANZAI」で同じネタを披露したことがある。
言うまでもないが、ビートきよし氏と高田文夫では突っ込みのレベルが全く違うので、オールナイトの方が10倍は笑えた。
結局、ビートきよしではたけしの力を最大限に引き出すことは出来ず、高田文夫という「日本一の客」がいなければ、お笑い芸人として歴史に名を残す仕事は出来なかったかも知れない。

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