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2005年8月 アーカイブ
摩邪と波田陽区、新旧「エンタ一押しピン芸人」の直接対決というイベントが放映された。
別に私はエンタのスタッフに知り合いがいる訳でもなく、このサイトでマジャコングとギター侍
を取り上げたのは全くの偶然である。というよりエンタの目論見にまんまと踊らされたのかも
知れないが。
登場時は「賛否両論」、しばらくして「問い合わせ殺到」、そして「各方面で話題沸騰」という 謳い文句も全く同じである。 これは90年代音楽業界での「ビーイング系(B'z、ZARD、WANS、T-BOLANその他)」、「小室ファミリー」、 そして「ハロプロ」というタレント再生工場ともいうべき手法に近い。 もはや二匹目のドジョウという域を超えた、大量生産モードに入っている。
1980年の漫才ブームとも比較してみたいが、それはまたの機会に譲るとして、「摩邪 vs 波田陽区」 の話題へと戻ろう。 一日の長というわけでもないだろうが、さすがにバラエティでも鍛えられているギター侍はネタの 流れがうまかった。 全てがアドリブのやり取りだとは思ってはいないが、アドリブっぽく見せたという点でもギター侍は うまくなったと思う。