2006年1月 アーカイブ

新喜劇フゥ~!! 1年前は、青木さやか波田陽区あたりで占められていた年末年始のテレビ番組も、今年は勢力図に変化が見られた。
青木さやか、アンジャッシュあたりは相変わらずであるのだが、今年はレイザーラモンHG、まちゃまちゃ、アンガールズオリエンタルラジオ、、次長課長の露出が多かった。
個人的に好きなのは、次長課長の芸達者ぶりだ。マニアックな物まねも好きなのでだが、中川家とのの即席コントのレベルは高く、名人芸ともいえる領域に達している。

反対に、めっきり見なくなったのが波田陽区だ。他にもヒロシあたりも露出が減ってはいるが、全盛期の勢いを考えるとギター侍はしぼむ勢いも速かった。
アンジャッシュなんかはブーム的な勢いは無いが、テレビ的には安定した露出を維持しており、芸人としての成熟ぶりが伺える。

カンニング竹山は、何だかんだと一年間持ちこたえた。いや、むしろ勢いが増している。相方には申し訳ないが、彼が病気療養のため、竹山がピン芸人状態になったことが原因なのだろう。不幸中の幸いというか、何が幸いするかわからない世の中である。

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古畑任三郎 3rd season DVD-BOX 映像作品を誰の物かと定義するのは難しい。監督の作品とすべきか、脚本家のそれかまたは主演俳優か。
音楽作品は実に明快である。作詞・作曲家が表に出てくるのは極稀で、90%以上は歌い手或いは演奏者のクレジットが全面に出る。(もっとも、お金の流れは別であるが)
2006年1月3,4,5日と三夜連続で「古畑任三郎」の最終章(らしい)が放映された。
現時点での視聴率等のユーザー評価データを得てはいないが、「古畑任三郎」らしい作品であった。

「古畑任三郎」は、最初から犯人が視聴者にはわかっており、その偽装を如何に古畑が切り崩していくかというプロットで全編を押し通した。作品のタイプとしては映像よりも、活字媒体での表現の方が簡単だと思う。
これが映像作品として成功した理由は、主演の田村正和の存在感に他ならない。共演の西村雅彦も非常に良い味を出しており、役者(配役)の勝利とも言えよう。
そういう意味で、私としては「古畑任三郎」は田村正和の作品だと定義してしまいたい。

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