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マトリックス- Matrix :: キアヌ・リーブス

by キアヌ・リーブス 1999年作品
マトリックス  この映画が公開されたのは、世紀末1999年だった。当時私はまだアメリカのCaliforniaに住んでおり、映画は広々としたシアターにて日本の半額で見ることができた。
 こういった環境は、映画を作る側にとっても非常によい(ビジネスという意味で)のだろう。ハリウッドが巨額の投資を行えるのは、ビジネスとして成り立つからであり、それが更に映画表現の技術を向上させることになる。まあ一般論だが。
 1999年といえば、ノストラダムスの予言に代表される終末論がはびこっていた時期であり、21世紀への憧れがまだ存在した時期である。おそらくMartixを映画化するタイミングとしてはギリギリのところだったのではないだろうか。

 語り尽くされたことではあるが、この映画はアクションとその映像が当時は斬新的だった。ここに目が行きがちなのであるが、ストーリーと脚本もすばらしい作品である。
思いっきりヒキのエンディングだったが、このストーリーの結末はちょっと創造できない。ということで、どうしても続編を見なくてはならない欲求というか義務に近い感覚を覚える。 当然のことながら3部作残り2編となる続編も見なくてはならなくなる。とりあえず第2部の出来も期待に応える良いものである。最終編が楽しみで仕方がない。
 Matrix Reloaded Matrix Reloadedはこちら。




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