A NIGHT AT THE OPERA :: QUEEN
by Queen 1975年作品
1980年以降、1970年代のロック音楽は常に敬意の対象にあったと思う。90年代、そして21世紀の現在までそれは同じだ。1960年代後半にBeatlesによって創造されたロック音楽を模倣に終わらないように発展させるということを、多くのミュージシャン達が命題として創作活動を行った成果なのだろうか。
KISSやAerosmith 等のアメリカのバンドはそれ程顕著ではないかも知れないが、イギリスのロックでは、Beatles がロック音楽に持ち込んだアレンジやハーモニーの手法を取り入れた物が多かった。Led Zeppelin やDeep Purple でさえもその影響が無いとはいえない。そして、Beatlesの正当な後継者とも言えるのが、今回紹介するQueen である。
私はQueen(クィーン)をリアルタイムで聴くことが出来た世代の人間である。しかし、恥ずかしながらQueenの素晴らしさに気がついたのはフレディ・マーキュリーが亡くなる少し前の1989年頃だった。1980年代は米国、日本を中心とする世界的なヘヴィメタルブームであり、その当時はQueenの音楽など興味の対象ではなかった。しかし、ひょんなことから聴いた"Bohemian Rhapsody"が私の音楽観を変えてしまった。楽曲の構成が素晴らしかったのは言うまでもないが、なんと言ってもFreddie Mercury の歌声にKOされてしまったのである。それからは後追いでQueen のアルバムを全て聴きまくり現在に至る。
"Bohemian Rhapsody"は映画「ウェインズ・ワールド」で使われたり、日本でもCM等でQueenの音楽を耳にする機会は多い。
Queenはデビュー以来常に変化し続けたバンドであるので、Queenの活動時期によって音楽性の好き嫌いが分かれると思う。しかし、その音楽は常に最高水準のものを提供してくれており全ての楽曲において駄作はないと言い切れる。そんな私でもQueenの楽曲の内、一曲だけ選べと言われればやはり"Bohemian Rhapsody"を選んでしまう。
コンセプトアルバム Queen�Uや楽曲のバランスが良かったWorksも好きなアルバムであるが、数あるQueenのアルバムから一枚を選ぶとすると"Bohemian Rhapsody"を収録しているという理由で、この"A NIGHT AT THE OPERA (オペラ座の夜)"となってしまうのだ。もちろん、他にもBeatles正当後継的な"Lazing On A Sunday Afternoon"やライブでも非常に感動的な"Love Of My Life"等捨て曲は一切ない。
手っ取り早くQueenの音楽に触れたいのであれば、クイーン・ジュエルズあたりもおすすめだが。
KISSやAerosmith 等のアメリカのバンドはそれ程顕著ではないかも知れないが、イギリスのロックでは、Beatles がロック音楽に持ち込んだアレンジやハーモニーの手法を取り入れた物が多かった。Led Zeppelin やDeep Purple でさえもその影響が無いとはいえない。そして、Beatlesの正当な後継者とも言えるのが、今回紹介するQueen である。
私はQueen(クィーン)をリアルタイムで聴くことが出来た世代の人間である。しかし、恥ずかしながらQueenの素晴らしさに気がついたのはフレディ・マーキュリーが亡くなる少し前の1989年頃だった。1980年代は米国、日本を中心とする世界的なヘヴィメタルブームであり、その当時はQueenの音楽など興味の対象ではなかった。しかし、ひょんなことから聴いた"Bohemian Rhapsody"が私の音楽観を変えてしまった。楽曲の構成が素晴らしかったのは言うまでもないが、なんと言ってもFreddie Mercury の歌声にKOされてしまったのである。それからは後追いでQueen のアルバムを全て聴きまくり現在に至る。
"Bohemian Rhapsody"は映画「ウェインズ・ワールド」で使われたり、日本でもCM等でQueenの音楽を耳にする機会は多い。
Queenはデビュー以来常に変化し続けたバンドであるので、Queenの活動時期によって音楽性の好き嫌いが分かれると思う。しかし、その音楽は常に最高水準のものを提供してくれており全ての楽曲において駄作はないと言い切れる。そんな私でもQueenの楽曲の内、一曲だけ選べと言われればやはり"Bohemian Rhapsody"を選んでしまう。
コンセプトアルバム Queen�Uや楽曲のバランスが良かったWorksも好きなアルバムであるが、数あるQueenのアルバムから一枚を選ぶとすると"Bohemian Rhapsody"を収録しているという理由で、この"A NIGHT AT THE OPERA (オペラ座の夜)"となってしまうのだ。もちろん、他にもBeatles正当後継的な"Lazing On A Sunday Afternoon"やライブでも非常に感動的な"Love Of My Life"等捨て曲は一切ない。
手っ取り早くQueenの音楽に触れたいのであれば、クイーン・ジュエルズあたりもおすすめだが。
A NIGHT AT THE OPERA
楽曲紹介Death On Two Legs (Dedicated To...)
当時のマネージャーへの不満を歌った曲らしい。ヘヴィな歌詞にヘヴィなサウンドのロック。
Lazing On A Sunday Afternoon
Beatlesが確立したスタイルであるが、Queen以外にこういった曲をやるMusicianもいないね。お洒落な小曲。
I'm In Love With My Car
ドラムのロジャー・テイラーがメインボーカルをとっている。ロジャーはハスキーな声でハイトーンもOKなので、実はかなり歌がうまい。ちなみにロジャーは元X JapanのYoshikiとのユニットでヴォーカルをつとめたこともある。
You're My Best Friend
ベースのJohn Deacon初のシングル曲。ポップな曲で意外にファンの間でも人気が高かったりする。4人のコーラスがQueenらしさをにじみだしている。
'39
ギターのブライアン・メイがヴォーカルをつとめるちょっとカントリーぽいブルースナンバー。ブライアン・メイといえば壮大なギター・オーケストレーションなのだが、実はかなりのブルース好きでもある。そういった一面が出た曲。
Sweet Lady
#1にも通ずるヘヴィロックナンバー。こうしてみると、このアルバムはミディアムテンポのヘヴィナンバーが意外に多い。
Seaside Rendezvous
#2にも似ているBeatles風小曲ナンバー。いかにもフレディらしいアレンジが楽しい。
Prophet's Song, The
これはもうハードプログレと言って良いくらいだ。複雑なアレンジに重厚なコーラスがクイーンらしい。
Love Of My Life
ライブでは観客との合唱が感動的な曲。Queenのファンは世界一と言われた理由の一つが、ライブでのこの曲の再現にある。ライブではアコースティックギターで奏でるパートはCDではハープを使っている。
Good Company
Bohemian Rhapsody
イントロのコーラス、ピアノ中心のバラードパートと感動的なギターソロ、中間のオペラパート、そして後半のハードロックパートと文章にしてしまうと全くまとまりのない楽曲になってしまうのだが、とにかく世界に一つだけの楽曲とはこのことだ!と言いたい素晴らしい楽曲。まねしたくても出来ないとはこのことだろう。歌詞は書いたフレディ本人も理解できないらしいが。
God Save The Queen
イギリス人ならだれでも知っている曲。ライブのエンディングに流れる曲としてもおなじみ。日本人がやるとすれば「君が代」になるのかな。
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