New Jersey :: Bon Jovi
by Bon Jovi 1988年作品
Slippery When Wet の大成功により、このアルバムは音作りの面で非常にゴージャスになった。バンド自身はあまりよく思っていないらしいが、デスモンド・チャイルドとの共作曲の完成度は高く、アメリカンハードポップの王道を行く。このアルバムが大ヒットするのも当然である。
MTVでHeavy Rotation になったプロモーションビデオもさすがにメジャーバンドというゴージャスさであり、80年代の世界的Heavy Metal バブルの象徴ともいえる作品。 東京ドームの大晦日カウントダウンコンサートで、Blood On Bloodを一緒に歌ったのが個人的には懐かしい。
MTVでHeavy Rotation になったプロモーションビデオもさすがにメジャーバンドというゴージャスさであり、80年代の世界的Heavy Metal バブルの象徴ともいえる作品。 東京ドームの大晦日カウントダウンコンサートで、Blood On Bloodを一緒に歌ったのが個人的には懐かしい。
新作 "This Left Feels Right - Greatest Hits (DVD付き限定盤) "にはベスト盤Cross Roadには収録されなかった "Born to be my baby" が収録されているのが嬉しい。
New Jersey
楽曲紹介Lay Your Hands On Me
アリーナステージのオープニングをイメージさせるノリの良い曲。実際にコンサートのオープニングで頻繁に使われた。観客との合唱が非常に良く似合う曲。
Bad Medicine
ビデオも楽しく、ライブ映えする大ヒット曲。ある時期は間違いなくBon Joviのテーマソング的な扱いがされていた。曲の出来については文句の付けようがないが、ギターのヴォイス・エフェクトは" You give love a bad name" の二番煎じになってしまうので避けて欲しかった。
Born To Be My Baby
John の意向で、ベスト盤Cross Roadには収録されなかったが、良質の哀愁ハードポップ。デビュー曲の「夜明けのランナウェイ」にも通ずるところがある。
Living In Sin
John Bon Joviという人は自分をよく分析できているアーティストだと思う。自分の声が一番良く響くメロディを知っているからこそ、このような曲が書けるのだろう。Bon Jovi ならではの曲。
Blood On Blood
これはJohnの実体験か?と思わせる青春ロック。歌詞の青臭さにアメリカの若者が共感したんだろうと思う。曲もイントロからサビまでの流れがすばらしい。Bon Joviの楽曲中一番好きな曲。
Homebound Train
イントロの汽車の音がいかにもBon Jovi 趣味だ。ファンキーなリフはVan Halen っぽく、ある意味では典型的なアメリカンハードロックだ。アメリカ人はこうタイプが好きなんだろう。
Wild Is The Wind
こういった曲が中間にあるから、このアルバムが引き締まるのだろう。現在まで続く由緒正しきBon Jovi節だ。
Ride Cowboy Ride
彼らが実は泥臭い音楽が好きだという証か。アメリカのバンドならでは。
Stick To Your Guns
これも見事なBon Joviメロディだ。ミッドテンポの曲が続くので凡庸なバンドならだれるところだが、やはり全盛期のアルバムらしく良い出来だ。
I'll Be There For You
イントロからAメロはかったるいのだが、Ritcheの歌が絡みあうサビは秀逸。Bon Jovi屈指の名バラード。ギターソロも良い。
99 In The Shade
典型的なアメリカンロックで、ライブ受けがよさそうな曲。楽しいよ。
Love For Sale
Ride Cowboy Ride と同じく泥臭いカントリー。意表をついたラスト。
You give love a bad name (live, Bonus Track)
ボーナストラック。この曲初のライブ音源だと思う。
This Left Feels Right のレビューはこちらにあります。
トラックバック(0)
この記事に対するトラックバックURL: http://www.ymzoo.com/_mt/mt-tb.cgi/3
コメントする