KAELA :: 木村カエラ
by 木村カエラ 2004年作品
今頃KAELAかよっ、と突っ込みが入るかも知れないが、流行最先端にいないこと自体、別段恥ずかしくもない年齢なので、遠慮なく書かせてもらう。
私は神奈川県民ではなく東京都民なのだが、ケーブルテレビに加入しているので5chでTVK(テレビ神奈川)はよく視ている。という訳で「saku saku」はよく視ているし、カエラだけでなくジゴロウにもなじみ深かった。しかし、所謂アイドル出身(?)らしいことは全く知らず、歌手が本業だと思っていた。そういう意味では純粋にロックアルバムとして接することが出来た。
1984年生まれの21歳ということで、アイドルというには充分大人のシンガーなのだが、84年生まれが21歳になっていることが、既に驚きと言う域に達しているオジサンでもリアルに楽しめる、というか椎名林檎のデビューアルバム「無罪モラトリアム」以来のヒットかも知れない。
私は神奈川県民ではなく東京都民なのだが、ケーブルテレビに加入しているので5chでTVK(テレビ神奈川)はよく視ている。という訳で「saku saku」はよく視ているし、カエラだけでなくジゴロウにもなじみ深かった。しかし、所謂アイドル出身(?)らしいことは全く知らず、歌手が本業だと思っていた。そういう意味では純粋にロックアルバムとして接することが出来た。
1984年生まれの21歳ということで、アイドルというには充分大人のシンガーなのだが、84年生まれが21歳になっていることが、既に驚きと言う域に達しているオジサンでもリアルに楽しめる、というか椎名林檎のデビューアルバム「無罪モラトリアム」以来のヒットかも知れない。
サウンド的に新しいものがあるかと言われれば、そうでもないのだが普遍的なロックボーカルアルバムとしては良く出来ているし、木村カエラというキャラクターを最大限に生かした商品としても見事なCDアルバムだと思う。
M1,M2と非常に私好みなキャッチーなロックで叩き込み、M3のバラードでボーカリストとしての力量を見せるなど、構成も良いと思うし、最後まで飽きさせず一気に聴かせる良いアルバムだ。
ジャケ写は「女の肌は露出するためにある」という名言で有名なYUKIがボーカルを務めた初期のJudy and Maryっぽくて楽しい。
久々に2ndアルバムが待ち遠しいアーティストが登場した。
KAELA
楽曲紹介Untie
アルバムのオープニングはこうじゃなきゃっ。というべきキャッチーかつノリの良いロックナンバー。シングル・カットしても良いかと思う。
You know you love me?
私的には懐かしい感じの英詩ロックナンバー。アメリカのガールズロックバンドがやりそうな音だが、
あの頃
70年代にこういうロックってあったなぁというようなロックバラード。といいながら私は70年代をリアルタイムで過ごしていないのだが。ホッとする曲。
happiness!!!
2ndシングル。シングルらしくポップな名曲。聴くと元気になる曲は、私にとっては非常に貴重なので、そういう意味ではお宝だ。
INVENTOR
これもポップだが、結構歌詞が深い。というか木村さんの才能を感じさせる詩。
D.T.S.
カルメン・マキ風(?)というか、70年代初頭を思い起こさせるようなバラード。まぁ、所謂ヴァイナル・レコードのノイズを再現しているので余計そのように感じる。というか、その策略に嵌っているのだが。
Level 42
さすがシングル曲!メロディもシンプルなようで結構面白いし、木村カエラの声域、声質をうまく引き出している。私的にはちょっと桑田佳祐(あくまでソロ。サザンではない)を彷彿とさせるサウンドなので、かなり好みな曲。
誰
割と90年代風ロックというか、ビジュアル系バンドがやりそうなサウンドだが、カエラさんのちょっとかすれた声が最高!いいです。
Because
アメリカのSuperDeluxというバンドをちょっと思い出した。ちょっと儚い感じの声が切なさを倍増させている。
weak
またか、と思う人もいるかも知れないが、どうしても椎名林檎を思い出してしまう楽曲。サウンド、歌詞、曲の描き出す世界観が椎名に近い。ということで、私的にはこのアルバムの中で一番好きな曲。琴線に触れる超名曲だと思う。
What ever are you looking for?
サビのメロディが冒頭からしつこい程繰り返されるので、嫌でもメロディが耳に残ってしまう。これもちょっと林檎っぽいけど。
sola
ほのぼのとしたこの曲でアルバムを締めくくるのは大正解だと思う。敢えて例えるなら、「saku saku」の世界を再現したような感じか。
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